漏れない?痛くない?日本製月経カップ「ローズカップ」の口コミと評判
月経カップを知っている人は、まだまだ少ないですね。
日本では海外に比べて、生理中にタンポンを使用する人も少なく、膣内に挿入することに抵抗感を感じる人が多いようです。
この月経カップを初めて知った人は
- 漏れそう
- 痛そう
- 血が手につくのが嫌
- 代えるのがめんどくさそう
と感じるかもしれません。
私も初め、月経カップを使うことになんのメリットがあるの?と思っていました。
でも、いろいろ調べていくうちに、これは便利かも!と思って、今では月経カップなしでは生理は乗り越えられない、っていうぐらい必需品になっています。
目次
- 日本製の月経カップ「ローズカップ」がいい理由
- 日本製の月経カップ「ローズカップ」を使ってみた感想
- ローズカップは運動しても温泉にはいっても大丈夫?
- 月経カップはタンポンとどう違うの?
- タンポンの恐ろしい細菌感染症
日本製の月経カップ「ローズカップ」がいい理由
もともと月経カップは、欧米で使われ始めたもので、日本で購入できるものはほとんど海外製のものです。
でも最近、やっと日本でも月経カップが認知されてきて、ここにきて日本製の月経カップが登場しました。
その名も「ローズカップ」。
生理中の憂鬱な毎日を明るい前向きな気持ちで生活してほしいという願いをこめて、薔薇の持っている明るい華やかな印象をイメージして作ったそうです。
この「ローズカップ」は、なんといっても安心安全な日本製であることが特徴ですね。
やはり膣に直接入れるものですから、海外製のものだとちょっと不安、という人もいるでしょう。
このローズカップで使われている素材は、アメリカ食品医薬品局(FDA)の認可を受けた医療グレードのシリコンを使っています。
アメリカ食品医薬品局とは、日本でいう厚生労働省のようなところ。
厚生労働省よりも審査が厳しく、それでいて、新しいものを受け入れるオープンマインドさが日本と違うところです。
そんなアメリカ食品医薬品局が認めた医療用のシリコンを原料として、日本で作られたのがこのローズカップです。
さわった感じ、海外製の月経カップよりも肉厚でやわらかい感触で作りがしっかりしている、という印象です。
表面を特殊加工していて、シリコン特有のベタつき感がなく、すべすべな質感であることから、膣内にスムーズに入れられるようになっています。
このへんのこだわりは、さすが日本製という感じですね。
また、日本人は海外の人よりも膣の大きさが小さいので、それに合わせて海外製のものより若干小さめで作られているところも、このローズカップの特徴です。
より日本人にフィットさせることで、経血が漏れにくく使いやすいのが、このローズカップなんです。
日本製の月経カップ「ローズカップ」を使ってみた感想
私は以前、海外製の月経カップを使っていたのですが、このローズカップに変えて、その着けてみた感触のちがいに驚きました。
海外製のものよりもやわらかいというのもありますが、私の膣にジャストフィットする大きさで、着けていることを忘れるぐらい。
海外製のものも、慣れてしまえばそこまで気になることはないのですが、このローズカップは、より膣になじんでいるという感じですね。
私は、このローズカップを使っているときは、ほとんど経血が漏れないので、日中はナプキンを着けていません。
一度、ナプキンをつけない快適さを味わうと、このローズカップなくして、生理は乗り越えられないっていうぐらいです。
日中、仕事をしているときなど、ナプキンが蒸れたり臭いがでてしまったりして、それがストレスになることないですか?
でも、このローズカップを使えば、膣内で経血をしっかり止めることができるので、今までナプキンで感じていたストレスが解消されました。
ローズカップは運動しても温泉にはいっても大丈夫?
でも、激しい運動をしたらさすがに漏れるだろうと心配していたので、一応ナプキンを着けて試してみました。
ウォーミングアップのためジョギングをして、私の趣味であるテニスをしてみたのですが、結果、ナプキンには一滴もついていない!
このとき、このローズカップはすごい!と思いましたね。
お風呂に入っても大丈夫で、このローズカップをつけていれば、温泉やプールにも入ることができるんですよ。
生理中になると、どうしても出血が気になって、あれもできないこれもできないってなりますよね。
でも、このローズカップを使えば、生理中でもこんなに自由になれるんだと感じました。
月経カップはタンポンとどう違うの?
生理中にタンポンを使っているという人もいるでしょう。
タンポンも膣内に入れて経血を止める、というところは変わらないですね。
ただ、タンポンは脱脂綿やレーヨン綿といった繊維状の吸収体で作られていて、膣の奥で経血を吸収して止めるという方法です。
それに対して月経カップというのは、カップ状のシリコンが膣に密着して、カップ内に経血をためることで、漏れないようになっています。
また、タンポンは一度使い終わったら新しいものに変えるのに対して、月経カップは、一度使い終わっても、綺麗に洗うことで何度でも使うことができます。
月経カップはエコで経済的でもあるんですね。
タンポンの恐ろしい細菌感染症
先ほど、タンポンは繊維状の吸収体で経血を吸収すると言いました。
実はこれが、感染症を引き起こす危険性があるというのをご存知でしょうか?
吸収体で経血が吸収されると、吸収体の繊維に長時間、経血がとどまることになります。
そうするとその繊維から、「黄色ブドウ球菌」という細菌が発生してしまう恐れがあるのです。
この黄色ブドウ球菌は恐ろしい細菌で、これによってトキシックショック症候群(TSS)という細菌感染症を発症する例が、多くあります。
トキシックショック症候群は、発熱や嘔吐、めまい、下痢、発疹などの症状を伴い、まれに死に至ることもあります。
これは海外の例ですが、27歳のイギリス人女性が、トキシックショック症候群で倒れ、そのまま8日間も昏睡状態に陥ってしまい、その際、手が腫れあがり、爪は剥がれおち、髪も抜けるといったことがありました。
また、アメリカ人女性の例で、トキシックショック症候群で、体中に細菌が広がり、左足を切断しなければならないという例もあります。
これらは、まれにみる極端な例ですが、タンポンは恐ろしいトキシックショック症候群を引き起こす可能性があるということなのです。
その点、月経カップは、100%シリコンなので、多少、長時間入れっぱなしでも菌が発生することはないので、安心して使うことができます。
特に今までタンポンを使っていた人は、この月経カップは、安全で使いやすいものになるのではないでしょうか。
この月経カップを使うことで、ナプキンによる蒸れ、臭いによるストレスが解消され、運動をしたり温泉にも入れるようになります。
日本製の月経カップ「ローズカップ」について詳しく知りたい方は、こちらのホームページをご覧ください。